インタビュー
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取締役社長 ビジョン 新卒入社

入社10年目で子会社の社長に就任。若きリーダーが実践してきた「志のある仕事」とは。

2024.08.17

Profile

株式会社メルディアリアルティ 代表取締役社長 藪下 阿由武
2014年に新卒入社後、企画営業職、仲介営業職、仲介マネージャーなど長くプレイヤーとして現場で活躍。2024年にメルディアリアルティの代表取締役社長に抜擢され、現在は社員育成や経営ビジョンの構築、仕組み作りのディレクションを行っている。

苦い経験によって気づいた、「お客さまに幸せを届ける」ことが大前提

学生時代はプロサッカー選手を目指していたのですが挫折してしまい、就活をする中でメルディアグループに出会い、入社しました。入社したばかりの頃、自分がミスをしたのにチームのせいにして自分を顧みることができず、「もう辞めよう」と投げやりになっていた時期がありました。そんな時に当時の上司とこれまでの人生やこれからのビジョンについて話す機会があったおかげで、いかに自分が未熟だったのかに気づかされたんです。「成長できる環境にいたのに、努力を怠っていたのは自分だったんだ」と、本当に悔しくてたまりませんでした。

これをきっかけに、もう一度自分を試そうと入社3年目の時、当時立ち上がったばかりのメルディアリアルティの不動産仲介というポジションに立候補しました。立候補以前は、物件の企画をして仲介会社に販売する、いわゆる企画営業職でした。今後自分をより試すなら、不動産仲介として住宅を購入するお客さまとより近い立場で、直接やりとりをして物件を届けたいと考え立候補しました。また、新しいチャレンジをすることで、スピーディに成長したいという向上心が強かったことも理由です。
最初はとにかく結果を出すためにバリバリ働いて。自分の営業成績のことばかり考えてしまい、無理に契約を取ろうとしてしまったこともありました。結果的にそういう独りよがりな仕事の進め方で、チームやお客さまに迷惑をかけることになってしまったんです。その中で見えてきたのは、お客さまに幸せを届けようとか、会社のビジョンを達成しようとか、そういう志を持って取り組まない限り、良い仕事はできないということ。今までの苦い経験があったからこそ、「お客さまを幸せにするためにやる」ということを大前提として仕事をしています。

取引の中で熱量が生まれることにやりがいを感じる

不動産仲介をやっているとお客さまから感謝されることが本当に多いんです。例えば、お子さまが頑なに新しい家を買うことを拒んでいたご家庭。私たちはご家族の皆様のそれぞれの想いをつなぎ、真剣に向き合い、新居で暮らすことで皆様がより幸せになってほしい、と心から考え対話し続けました。最後はお子さまも心を開いてご納得くださいました。お母さまからも涙ながらに「ありがとう」とお言葉をいただき、思わず私も感極まってしまいました。他にも、ローンを組むのに難航していたお客さまがいた時は、資金確保のためにあらゆる金融機関を回るなど毎日汗水流して奔走しました。ようやく物件購入が叶った際には、ご家族から猛烈に感謝の言葉をいただいて。その方とは物件購入後もずっと連絡を取り合うほど、信頼関係を築くことができています。

不動産の購入ってお客さまやその家族にとっては人生を変える買い物なので本気なんですよね。たくさんのお客さまとの出会いを通じて、不動産の仕事ってやっぱり人の人生を動かす仕事なんだなと心底実感しました。お客さまと私たちの想いが合わさって、取引の中で熱量が生まれる。大の大人が本気で笑ったり泣いたり、感謝されるというところに、私は凄くやりがいを感じています。そうやってお客さまと向き合ってきた経験の積み重ねが今の私を作っていると実感しています。

デザイン性と生産性を両立させ、不動産業界を変えたい

第二次創業期を迎えた今、メルディアグループではデザイン性を上げながらコストを削減して生産性を高めるという、いわば「矛盾の追求」に挑んでいます。営業、設計、施工が三位一体となり、熱量を込めてお客さまに本気で向き合ってつくった家は、細部までお客さまの要望を叶えたデザイン性の高い家になり、必ず住む人を幸せにすると我々は信じています。ただ、デザイン性を突き詰めていくことは、非効率な部分もあり、生産性とは逆の位置にあるんです。それでも、顧客管理の整備や再現性のある営業活動システムを作ることによって、デザイン性を損なわずに生産性を高めることができると私は考えています。デザイン性と生産性という真逆の概念が融合することで、これまでは実現し得なかった不動産事業が実現できるはず。そういう形でメルディアグループから不動産業界全体を変えていくのが私の目指すビジョンです。

高みを目指せる仲間が集まれば、想像以上に大きなチャレンジもできる

一緒に働きたい人物像としては、第二次創業期の今、改革の初期メンバーとして会社の成長の先駆者的な存在になりたい方、0から1を作り上げたいという方に是非入ってほしいですね。メルディアグループでは何があろうと絶対に揺るぎない自分の武器やマインドを築き上げることができますし、働いて損はなかったと必ず思える会社です。
新卒の社員が入社後、新たなステージに入ったメルディアグループを引っ張っていく立場として経験する5年は、他社で得られる5年とは経験といった意味でも、スキルといった意味でも大きな差を実感できると感じます。

私は、壮大なビジョンを目指す場合、私一人だけで動くよりも、ハイレベルな能力を持つ仲間と力を合わせた方が、想像以上に大きな目標を達成できると信じています。そして今、社長として不動産業界を変えるという大きなチャレンジをするなら、一緒に高みを目指せる仲間の数は多ければ多いほど良い。私のこうした価値観に共感してくださるなら、是非皆さんについてきてほしいです。